2019-05-14 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
具体的には、韓国との間では、今、茨城県など八県産の農林水産物等の輸入規制、中国との間では、アフリカ豚コレラウイルスの日本への侵入防止対策なんかがございます。 このG20の農業大臣会合で、韓国や中国との農水大臣との会談で、これらの課題に向けた解決について議論をされたのか、どんな進展があったのか、有効な対策があったのかについてお答えをいただきたいと思います。
具体的には、韓国との間では、今、茨城県など八県産の農林水産物等の輸入規制、中国との間では、アフリカ豚コレラウイルスの日本への侵入防止対策なんかがございます。 このG20の農業大臣会合で、韓国や中国との農水大臣との会談で、これらの課題に向けた解決について議論をされたのか、どんな進展があったのか、有効な対策があったのかについてお答えをいただきたいと思います。
○政府参考人(新井ゆたか君) アフリカ豚コレラの対策につきましては、御指摘ありましたとおり、生きたアフリカ豚コレラウイルスが分離されたということで、この十連休にかけまして、各省庁と連携を取りまして対応を強化したところでございます。
アフリカ豚コレラウイルスが見付かって以降の対応は強化されているんでしょうか。 以前も質問させていただいたときに、検疫探知犬の増頭、それから年間五千回も出張して対応しているという家畜防疫官の増員、これも求めさせていただきましたけれども、政府として対応していただけているのかどうか、確認させてください。
先般、中国から我が国に持ち込まれました豚肉製品から生きたウイルスが分離をされて、実際に感染力を持ったアフリカ豚コレラウイルスが我が国の水際まで到達をしていたことも明らかになっておりまして、本病の脅威は収まっていないところでもございます。
中国、ベトナム等からの旅客が違法に我が国に持ち込んだ豚肉製品から、アフリカ豚コレラウイルスの遺伝子、これが確認された事例が、四月九日現在ですと、新たに六件追加されまして、現在までに合計二十五件が確認されております。これは動物検疫所のウエブサイトで公表しております。
ことしの一月の二十五日に、中国から我が国に持ち込まれた、そして任意放棄された豚肉製品四件について、動物検疫所において、アフリカ豚コレラの遺伝子の検査、それからシークエンスというんですか、これは増幅産物の遺伝子の配列の解析ということだというふうに承知しておりますが、これを実施したところ、アフリカ豚コレラウイルスの遺伝子が確認された。
○吉川国務大臣 稲津委員から今御指摘をいただきましたように、実際に、感染力を持つアフリカ豚コレラウイルスが我が国の水際まで到達していたことが明らかになりました。 こうした状況を踏まえまして、今般、旅行者による畜産物の持込みに関しましては、個人消費用や土産目的であっても、原則として全てのケースで警告書を発出することといたしました。
このような水際検査によりまして、先般、中国から我が国に持ち込まれた加熱不十分な豚肉製品から生きたウイルスが分離をされまして、実際に感染力を持つアフリカ豚コレラウイルスが我が国の水際まで到達していたことが明らかになったところでございます。
一方で、国内では、アフリカ豚コレラウイルスの侵入リスクに備えまして、肉を含む飼料は適正に加熱すること、野生動物の侵入を防止することなどの飼養衛生管理基準の遵守を徹底をいたしまして、農場の防御力の強化に今万全を期しているところでもございます。
これまで、中国及びベトナムから来日した旅客が放棄した、持込みが禁止されている豚肉等からアフリカ豚コレラウイルスの遺伝子が確認された事案が合計十五件ございました。これらから生きたウイルスは見付かっておりませんが、我が国への同病の侵入リスクは非常に高まっていると考えております。 中国、モンゴル及びベトナムで流行が見られる中、国際的な人や物の往来は増加しております。